エストニア 日常 国際恋愛 仕事 大学

2020年を振り返る

2020年を振り返る

いつのまに 2020 年が終わってしまったので 2020 年の振り返りをしてみようと思う。

結論から言うとコロナウイルスの大流行にも関わらずかなり良い年だった。

学業

まずは本業の学業の方から。大学生活も 2 年生が終わって最後の 3 年生が始まるはずだったけど、コロナウイルスの流行があったので最初の一ヶ月だけ学校に通ってそれ以降はもうずっとオンライン。そんなこともあって大学の勉強にコミットするというよりは外部の YouTube や Udemy などのオンラインコースを使って自分の学びたいことを主体的に勉強する形になった。

image

卒業が見えるとエストニアへの永住も少しずつ現実になってきたので、特に後半はエストニア語も本格的に勉強を開始し 9 月に一番簡単な A2 取得。逆に 2018 年から今まで何をしていたんだろう。ライティング、リスニング、リーディングは 91-100%、スピーキングが 50-59%というかなりバランスの悪い感じになった。原因は痛いほど分かるのでもっと使っていかないと。2 月には次の B1 試験があるので、できる限り力を尽くしたい。

ちなみにエストニアの永住権に必要な言語レベルは B1、他の国が B2 や C1 を必須としているところから見ても「やたら難しい言語だし外国人は学ぶのしんどいだろうな」と政府も分かってるんだと思う。

仕事

学業と連動した形になるけれど、4 月から友達の誘いで独学していた範囲のインターンシップを始めることができた。ちょうどコロナウイルスがヨーロッパで流行ってきた 3 月頃に仕事探しを始めていたので時期的にはちょうど良かったと思う。とはいっても勉強を始めてから 2 ヶ月ほどしか経っていなかったのでハーフタイム(週 20 時間)の無給インターンシップで、ありがたいことにちょうど 1 ヶ月ぐらい経った頃に「正式に働いてみないか?」というお誘いをいただいた。インターンシップ開始時点で別の会社の夏のフルタイムインターンシップが決まっていて、そちらにもどうしても参加したかったので待ってもらうことに。夏のインターンシップはかなり大きな会社だったので最初は戸惑うこともあったけど、同僚にも上司にも恵まれて初学者ながらにもたくさんの経験をさせてもらい、最後にはまた内定を頂いた。リモートとはいえ春夏と計 4 ヶ月ほどお世話になった 2 つの会社はどちらも本当に素敵で仕事内容も人間関係も充実していたのでギリギリまで迷ったけれど 2 つ目の会社に就職することに決めた。仕事開始は大学の授業が終わる 1 月下旬からになるので、これからもコツコツと勉強を続けていきたいと思う。

人生で初めてのフルタイムワークをしたり、人生で初めてエンジニアとして働いたり、人生で初めてリモートワークをしたり、とにかく新しいが詰まった経験で、これから正式に働き始めるのが楽しみ。

特にオフィスに行ったことすらないので流行が収まるのを待つしかない。

恋愛

2 月に一年半ほど付き合っていた彼と別れ、7 月に新しい彼氏ができた。付き合う前からとても信頼できる人だったこともあって、2 ヶ月目には同棲を始める超スピード交際。彼の実家に行って彼の家族と一緒にご飯を食べたりまだまだ慣れないエストニア語で会話したりと不慣れなことばかりだけど、そんな些細な日常に幸せを感じる。結婚や移住、一戸建て(セルフビルド)の話も早い段階から出ているので、来年はもっと忙しくなるかも。

ちなみに出会いは 2020 年らしい Tinder。わたしは Tinder で変な使い方(エンジニアとマッチしてプログラミングを教えてもらう等)をしていたので、まさか将来を見据えた恋愛に発展するとは思ってなかった。

大きくまとめると

  • 初めての就活/仕事/内定
  • 初めてのアパート同棲
  • 初めてのエストニア語の試験
  • 初めての結婚を見据えた恋愛

とにかく初めてがたくさんありながらも自分なりに順応していった 2020 年。大学卒業に近いこともあって人生が大きく揺さぶられるような決断も多い年だったけど、なんとなく自分の将来、少なくとも 10 数年間はエストニアにあるんだと実感させられた。多くの人にとってもかなり特殊な年だったと思うけれど、わたしにとっては仕事面でも恋愛面でも人生で一番濃厚な一年でだった気がする。2021 年はもっともっといい年になることを願う。そして日本に帰りたい。