振り返り

2023年を振り返る

2023年を振り返る

待望の子供が生まれた。

引越し

ど田舎に引っ越した。臨月だったと思う。引越しの準備(荷物まとめる)も全然出来てなかったので、1 日でヒイヒイしながら無理やり袋などに物を詰めて借りたバンで運びこんだ。

大きなお腹で深い雪の中を歩く。この時点でひどい恥骨痛のせいで歩けなかったので、義妹に支えてもらいながらだった。私が着いたのは 9 時頃だったと思うけど、荷物を下ろしていた旦那は夜 2 時過ぎに帰って来てた。

そして家はまだ完成してなかった。寝室とトイレ(床と洗面がない)しか無い状態で始めた新生活はサバイバル気分で面白かったけど、今考えると臨月妊婦にはかなり酷だったと思う。

出産・子育て

第一子が生まれた。レポはこちら。分からないことだらけで始まった育児、しかも家が半分無いような状態で。旦那は育児に超協力的というかむしろ主戦力だったけど家の建築作業はまだ続いていたので赤ちゃんにとってストレスだったかと思う。でも早くから夜通し寝てくれてたしあまり手のかからない子だったからあまり辛かった記憶はない。義母もちょくちょく手伝いに来てくれてた。とにかく可愛いを堪能した。

産後 2 ヶ月で仕事に復帰した。稼ぎすぎると減額などはあるけど育休手当と給料で手取りが増えるので出費の多い初めての親にはありがたい。リモートなのでハードルは低め、というか今思えば赤ちゃん時代の子守なんて環境さえ整えておけばあんまりしんどくなかったよね(よく寝る前提)。

一時帰国

そして一時帰国。8 ヶ月の息子と旦那と初めての日本。コロナ禍で付き合い始めたので同棲やら結婚やらしても家族と挨拶ができなくてやっとの一時帰国でした。姉の結婚式に合わせて帰ったので、義母と義妹も来てくれました。せっかくなので東京や大阪京都にも観光して(私は後述の病気により関西は着いていけなかったけど)、旦那は予想通り電気街がお気に入り。義妹は別行動でクラブに行ったり楽しんだようで…彼女と話したい男が 20 人ぐらい並んだという伝説まで作ってきた。

田舎で隔離生活をしていたような赤ちゃんが突然外出をして人に揉まれることになったので、半分の期間は病気(インフル、風邪、胃腸風邪)になって、もともと 2 週間の滞在予定が倍以上になった。しかも家族にも移りまくりで物凄かった。申し訳ない。フライト延期によって日本で年末年始も過ごせたので、いい経験になったと思う。

習い事

ずっとやりたかった習い事、子育ても少し落ち着いた秋に地元の合唱団に入った。歌の祭典も近づいていたのでそこで歌いたいなという気持ちで。オーディションがあって、発声練習の後に「日本語でいいから歌ってみて」と言われてパートも歌詞も微妙に覚えてないコスモスを歌った。高音出ないのにファーストソプラノに入ることになった。

平均年齢 60 超?で和気藹々としてる中に突然わたしが入って、munapesa と呼ばれた。エストニア語 B1 レベルじゃあんまり分からないけど、子供か孫みたいな年齢なので優しくしてくれる。ありがたい。もっとエストニア語頑張らないとという気持ちだけはある。歌は歌詞見れば歌えるし、週 1 で二時間の練習はほとんど歌ってるので言語の必要性が微妙に足りなくて。でも引きこもりから抜け出す第一歩になったと思う。

まとめ

子供が生まれて人生が一気に変わった。次のステージに進んだような感覚と同年代の周りから置いていかれるような感覚が混ざっているけど、家族や夫ともまた違う大切なものが出来て、とにかく幸せだなあと思う。