当たり前だけどエストニアに津波は来ない。
事の顛末は結構シンプル。年越しの記事に書いた通り、なぜか大晦日に東日本大震災の津波映像を見た。そしてその数日後にフィンランドで地震。ヘルシンキより少し北西のタリンにもかなり近い震源でM2。
わたしが試験の勉強をしているときに「フィンランドで地震があった!」「マグニチュード2!」「津波が来たらどうしよう!」とやたら焦って来るので、地震大国出身としては「なにをいっているんだこいつ」以上の感情がなく笑うことしかできなかった。未だにネタだったのか少しパニックになっていたのかもよくわからない。
流石に一人で笑ってるだけなのも可哀想なのでちゃんと問題ないって言ったよ、えらい。あと日本ではそれなりに大きい地震(M5やら)が毎日起きていることを伝えたらかなり驚いてた。
地震も津波も一切心配しなくていい国に住むってこういうところがあるかもしれない。日本は特に天災古コンボすぎて年に一度はなんらかの大きな災害が起きるので、実際に経験または被災地や被災者を見ることで防災意識はかなり高いと思う。エストニアで心配するのは低温と積雪だけど、おそらく日本の積雪地域のほうが酷いので特に天災にビビる経験はしたことない。一番怖いのは日照時間の少なさによる冬季鬱。