エストニア エストニア語

エストニア語B1コースを修了した

エストニア語B1コースを修了した

無料のエストニア語 B1 コースを受けてみた。

政府提供の無料語学コース

政府が無料で提供しているエストニア語コース、エストニアに来たときから存在は知っていて実は過去にも挑戦したことがある。 三年以上前、初めての挑戦は席が埋まり失敗。基本的に数分ですべての席が取られてしまうので登録開始 1 時間後に適当にクリックしたらまず参加できない。 次は目覚ましをセットしてなんとか席を確保するものの授業と微妙に重なってフルで参加できなくて説明が全部エストニア語で全くわからなかったので辞退の連絡をした。 今考えるとめちゃくちゃもったいないことをしたと思う。それ以降は存在を忘れていたり目覚ましを忘れていたりでまともに参加できたことがない。

integratioon.eeから年に二回、秋学期・春学期のタイミングで登録できる。エストニアの ID がいると書かれてるので在住者向けっぽい。あと integratioon は語学コース以外にも語学カフェやらイベントやらいろいろ外国人がエストニアに馴染めるようななにかをやっている(基本無料)のでうまく使えたら良いなあと思う。わたしは語学カフェにちょっと顔を出したものの、周りがあまりにペラペラ(B2 以上)で申し訳無い気持ちになって続かなかった。

ちなみに初回クラスはテストがあるのでレベルが低すぎる場合は受けられない。たまたま大学の友達がいたけど彼は通らなかったと聞いた。

今回の席取り

毎度ながら目覚ましのセットを忘れていたのでサーレマー旅行中に「はっ!?」と思い出したのが登録開始一時間後ぐらいで当然席は埋まっていた。 ちょっと遅れて 10 月スタートのものがあったのでそちらはキッチリ目覚ましをセットして PC 前で待機。 コース登録時点で B1 レベルは合格していたので B2 を受けようか迷ったものの、スピーキングやリスニングがレベル足りなさそうなので B1 を受けることにした あと単純にスケジュールに一番合う平日夜のものが少なかった。みんな仕事どうしてるんだろう?

コース

水曜日と金曜日に 3 時間ずつのオンラインコースを取った。先生はロシア系でちょっとロシア語アクセントがある。 コースメイトはロシア語話者は多め、ロシア系エストニア人もいる。スラブ系の女の 75%ぐらいイリナとかアリョナとか似たような名前で、先生も区別のために「Narva のイリナ」みたいな呼び方してた。

コースメートのスピーキングのレベルは丁度いい。周りが言っていることはちゃんと分かるし、むしろ躊躇せずにガンガン質問できる。コースで触れた文法は全部既に知っているものだったけど、結構細かい質問(みんなが苦しむ属格と分格の違いとか似たような単語の違いとか)を積極的に聞いたので、最終的に先生には「君はいつも鋭い(訳:答えづらい)質問をする」と言われた。独学やそこらへんにいるネイティブスピーカーに聞くよりも圧倒的にわかりやすいし、特に先生も以前はエストニア語学習者だっただろう(アクセントがあることから推測しているだけだけど)からネイティブにありがちな謎説明じゃなくて良かった。結構先生の好き嫌いが激しいタイプの人間だと自負しているけど、彼は気さくでとてもいい先生だった。

ロシア語話者が 6-7 割を閉めていたしドイツ語話者もちょこちょこいたので、エストニア語の語彙比較やら(エストニア語はドイツ語やロシア語からの借用語が多い)は置いてけぼりだったけど、面白い議論があったと思う。

修了試験は A1-C1 まですべて含むテストなんだけど 61/70(87%)も取れてたらしい。最後らへんは普通に単語わからなくてノリと格から推測したけど良い線いってるかも?(単語勉強しろ感)

これから

正直 3 時間ぶっ通しでエストニア語を聞くのは辛かった。集中力が限界を迎えるときもあったけど段々慣れてきた気もする。語学コースのおかげか分からないけど義母との会話(英語が話せないのでエストニア語のみ)もだいぶマシになってきたと思う。

次は B2 コース、登録を忘れずに受けたい。そして未だにエストニア語を使う/勉強する癖がついていないのも良くないのでなにかオススメがあったら教えてほしい。

本当は毎回コース受けるごとに学びを記事したかったけど、まあそんな書く気力もなかったよね。終わるの 8 時だし(言い訳)コース終了後はいつもだらだらしてしまったよ。これからがんばります。