前回は結婚準備について書きましたが、今回は書類諸々提出したりするところです。
前回まとめた資料から以下の 4 つの書類が必要ということになりました。
コロナの影響か日本の親に頼んで送ってもらった戸籍謄本に1ヶ月近くかかりました。3 月はコロナの制限で婚姻も予約制になり戸籍謄本が届いてから電話をかけても今月は予約いっぱいとのこと。4月に彼が仕事でデンマークへ一か月離れることが決定していたので泣く泣く彼が帰ってきてからの5月に提出することになりました。
電子国家エストニアで唯一インターネット上で手続きできないのが結婚と離婚といわれています。
ずるずる遅れてしまったのもまあ仕方ないので彼の隔離期間が終わったところで提出へ。この頃には予約制もなくなっていましたが、混みあったり待たされるのは嫌なので朝いちばんに行こうと決めました。 Tallinna Perekonnaseisuamet はタリンの割と街中っぽいところにあります。受付で「結婚したい」と伝えそのまま中へ案内されました。中はちょっとシックな雰囲気でソファへ案内され「書類を書いてね」と言われました。コロナの関係で書類は全部家で書くようにというような文面をサイトで見たので署名以外はすべて埋まっており署名だけそこで書きました。他にもカップルが来ていましたがゼロから書類を書いていたので先に案内されました。別の部屋へ行き、すべての書類を提出。エストニア人同士なら ID カードを提出だけで済むのに国際結婚となると「これで本当に大丈夫?」と聞かれましたが、「こちらの日本国大使館に確認を取っています」と伝えました。
書類無事に通った!
なんやかんやで書類は無事に受理されたので提出日の1ヶ月~6か月の間に結婚セレモニーを選びます。曜日や場所によって値段が変わりますが Perekonnaseisuamet 内の水曜日と木曜日が一番安い(60ユーロ)のでその条件で最も早いものを選びました。わたしたちはエストニアで挙式の予定はありません(コロナが落ち着いたらホームパーティするかも?)が、結婚式を挙げる場所に呼ぶこともできます。
結婚といえば名字どうする問題がありますが、わたしたちの場合はわたしがエストニアで彼の姓を使うことにしました。国際結婚では原則夫婦別姓ですが、仮に日本の名字を変えようとなると手続きがかなり面倒くさいしそもそも日本に住んでいないと銀行口座の名義なんて変えられないんじゃ?という不安からです。どちらの国でもその国にあった名字を使うことで外国人差別(アパートが借りにくい等)を避けるためでもあります。もちろん、一番は名字や外国人という立場での差別をなくすことですけどね。
彼は日本の名字が欲しかったみたいですが、エストニアでやたら長い日本語の名字なんてあるだけ面倒だからやめておけと説得しました。もし彼が日本で日本姓を名乗りたくなったら通名を申請するのもいいかと思っています。
大学卒業の時期も被ってるので「名字が途中で変わったら卒業証書の名前どうなるんだろう?」と不安に思っていた1月ですが、なんやかんやでずるずると提出が遅れ結婚よりすこし先に卒業するのでなんの問題もなさそうです。
結婚セレモニーまでもうすぐですが、未だにネットで頼んだドレスが届きません。間に合わなかったら本当にどうするんだろう?状態だけどなんとか間に合うと信じたいです。ぐだぐだですが、次は結婚式と日本への報告的婚姻の記事を書こうと思います。
エストニアでの結婚に関しての記事はこちらからどうぞ。