流石の電子国家、名前変更があまりにも簡単だった。
エストニアで婚姻後の選択肢は3つ。
これは名字どうする問題にも書いたけどわたしが相手の名字を使うことに決定。日本では夫婦のどちらかの名字を選ぶけど国際結婚の場合はデフォルトで別姓なのでそのまま夫婦別姓を選択。
もちろん国際結婚後も申請すれば戸籍の名字を変えられるけど、カタカナだと気持ち悪いしエストニアから日本の諸々の名義変更するのは不可能もしくはめちゃくちゃ面倒くさそうという理由で夫婦別姓のまま。
ということでわたしはエストニアでだけ新しい苗字を持つことになりました。
エストニアに深く根付いてるわけでもないけど名前変更後1ヶ月以内にすべての手続きをしなければいけないと義務化されてるらしい。 大学も旧姓だったころに卒業しているので変更が必要なものはIDと銀行、それを会社に連絡するぐらい。大学在学中に婚姻成立・名字変更してたらちょっと手間が増えてたのかも。
既にエストニアIDを持っていたので自動的にエストニアのシステム内で名前が変わる。流石にIDカード本体は新しい名字バージョンを申請しないといけないらしい。これも基本楽勝のハズだけどわたしの場合はちょうどTRPが切れる時期だったのでちょっと面倒なプロセスを踏みました。
学生TRPで来ているものがちょうど7月婚姻成立の翌月に切れるので新規申請しないといけない状態。学生はもう終わったので更新ではなく新規申請ということらしい。は卒業してから270日滞在可能だけれど、さっさと新しいID申請しようと決めていたので4月時点で会社を通して労働TRPを申請してました。(結婚してからのパートナーTRPでも良かったけどせっかちなのでさっさと終わらせたかった)とまあこんな状態で申請したときはまだ旧姓だったけど、結婚して1週間後ぐらいに許可が下りたと連絡が来たので「結婚したので名前変わったのですが新しいカードを新姓にできますか?」と頼んだところ数日後に新姓での許可がおりました。この場合はもしかしたら更新じゃなくて再申請の扱いだったのかも。とにかく全部無事に終わったので関係者諸々には感謝です。
いつ | なに | コメント |
---|---|---|
4月 | TRP(労働)申請 | 仕事のエージェンシーを通して |
6月 | 結婚・名義変更 | |
7月 | TRP(学生)期限切れ | 卒業後270日滞在可能 |
7月 | TRP(労働)許可下りる | 旧姓なので新姓で再連絡 |
7月 | TRP(労働)許可下りる | 新姓 |
銀行のアプリから「IDの名前変わったみたいだけど変更する?」と通知が来てたのでそのままオンラインで完結。IDと紐づいてるので何も必要ないのすごい!
日本だったら誇張抜きに何日もかかる諸々の名義変更、勝手にシステム内で変えてくれるのすごい電子国家を感じた。いやだからこそエストニアで夫婦同姓に踏み切れたし日本では夫婦別姓を選択した感もある。
エストニアでの結婚に関しての記事はこちらからどうぞ。